特定口座(源泉徴収あり)の口座に、含み益38万円の投資信託があったとします。
ケース1:なにもしなければ、含み益はそのまま年越しをし、税金もかかりません。確定申告も不要です。国保も7割免除となるでしょう。
ただし、将来的に38万×20%=7万6千円の税金を払う必要があるかもしれません。
ケース2 しかし、住民税の基礎控除である年33万円までは、益出ししても所得税・住民税ともに無税です。国保にも影響ありません。なのでケース1よりも、33万円益出しして含み益を減らした方が得です。33万円は無税で、残りの5万円には将来的に1万円の税がかかる計算です。
ケース3 所得税の基礎控除は38万円なので38万円益出しをして、住民税を「申告不要」を選択した場合はどうでしょうか? この場合は所得税は0円で住民税は38万✖5%=1.9万円かかります。
このように比較すると、ケース2を用いて毎年33万円の益出しをするのが、最も良い節税になると思われます。
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