MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

VOOとVTの「リスク」を比較してみた

米国株集中投資がはやっている中、

  • ミスターマーケットの誘惑に負けているだけではないか?
  • 過去100年と同じように向こう20年後、アメリカの株が右肩上がりだという保証はない。したがって自分は国際分散投資を選ぶ。
  • VOOとVTのリターンを比べてVOOの方がリターンが高いから米国株、という人はリスクの増大を無視している

などのブログ記事をみかます。

なるほどなーと思いました。

 

過去にも一度比較した記事を上げたことがあるのですが、念のために、もう一度VOOとVTのリスクを比較してみます。

 

VOO

https://www.morningstar.co.jp/etf_foreign/return.do?ISIN=MSF00000J3JR

10年間の標準偏差14.71

 

VT

https://www.morningstar.co.jp/etf_foreign/return.do?ISIN=MSFOUSA06UUJ

こちらは16.61でした。

 

 VOO(米国株集中投資)というのは、VT(国際分散投資)より、リスクが低い投資という風に見えます。過去10年の実績をみるかぎり。

 

 教科書的には国際分散投資の方がリスクが低くなるはずなのにおかしいですね。

 国際分散投資って、アメリカも日本もフランスもブラジルも、「将来的にどの国が有利かは過去どんなに実績があっても皆目見当がつかない」というソクラテスのような前提で考えますから、アメリカのような特殊な国は理論に合わない実績を出してしまうのだろうと推察します。

 確かに100年後には、アメリカの覇権がどうなっているかわからないと私も思います。なので100年バイアンドホールドする場合はVT(国際分散投資)の方がリスクが低くなる可能性は十分あります。

 

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