MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

勝間和代氏がいう投資の素人って?

 勝間和代氏が、とあるTV番組に出演した際に、「素人はドルコスト平均法しかやってはいけない」とおっしゃってました。

 ドルコスト平均法は、完全に機械的に、自動化可能な買い付け方法で、感情が入る余地がないですからね。

 素人と経験者を分けるのは、この感情の部分かと思います。

 普通の人間は感情のままに取引してしまいます。つまに暴落したら怖くなって売り、高騰したら嬉しくなって買うという行動をしてしまうのが初心者です。かくいう私もバーナンキショックの際は怖くなって、株を手放してしまいましたので、当時はまだ初心者の域を出ていなかったと思います。

 経験者と言えるには、行動経済学を理解して、自然な感情の逆の行動をとれるようになることかと思います。例えば今回のトルコショック。日本株が440円も急落しましたが、怖くなって売りたくなった人は初心者で、ナンピンできた人は経験者じゃないかなと思います。

 このあたり、行動経済学のテキストを読むだけでは習得はむずかしく、実際に損する経験も必要かと思います。それが経験になります。

 あと、重要なのは、FXや仮想通貨やトルコリラ債券投資が、投機であると気づくことですね。いくらドルコスト平均法を実行していても、投資対象が投機的であれば、それは作戦負けなのです。

 

 まとめると、素人を脱するためには

  • 行動経済学を理解し、自然な感情と逆の売買ができるようになる
  • 投資と投機の違いを理解し、投機には手を出さない

 この2つができたら、投資素人を卒業できると思います。卒業したら、ドルコスト平均法以外の投資方法(たとえばバリュー平均法)などを試してみても大損しないと思います。

 

 

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