MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

標準的バリュー平均法の弱点

 標準的なバリュー平均法では、バリューパスを設定し四半期ごとの決まった日に、バリューパスとの差額を買い付けすることになります。これはまったく機械的なものです。

 今回の買い付けは11月9日に行いましたが、みごとにジャンピングキャッチになってしまいました。NYダウが200日移動平均線をうわ抜けてきたところを買ってしまったのです。

 機械的に買っている以上しかたがないところはありますが、給与所得がないリタイヤ者としては、もう200日移動平均線を割り込んだ場合「のみ」買い、ということでも良いように感じています。

 売りのタイミングは標準的なバリュー平均法に従うとして、買いについてはNYダウの200日移動平均線を下回った場合に毎日買付する、という方がジャンピングキャッチしなくてすんで良いように思いました。

  河合隼雄さんが「いつでも通用する普遍的な法則を求めようとするのは心の弱さだ」みたいなことを本に書いていました。標準的なバリュー平均法も0、100の世界であり、一切人間の恣意的な売買を排除することを目指して考案されています。しかし理想の投資をしようと思うと機械的にはできません。200日移動平均線というもう一つの基準を導入することは、人間の恣意が働くという意味で心理的危険がありますが、理想の投資に近づける可能性があると感じています。

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