株取引というのは自然な感情のままに取引すると損するようにできています。たとえばチャイナショックの時に危険を感じて持ち株を売り払って、2017年後半になって、相場が盛り上がってきたころに買い出動するような買い方はダメです。安く売って高く買うを実践しちゃってるので、儲けようと思ったらその逆をやんないとだめです。
私も今回の暴落は痛かったけど、チャイナショックの時に買い出動したので、まだ含み益が出てます。
人間の自然な感情に逆らって取引するには行動経済学への理解と訓練が必要だと思います。その訓練が不十分な初心者はドルコスト平均法で分散投資だけやっとくのが無難です。逆に、心の訓練ができてきたら、ドルコスト平均法は卒業して、暴落時にだけ買う、高騰時に売る、という人間の自然な心理と逆の戦術が可能になると思います。定型的な方法じゃないと嫌な人はバリュー平均法でも良いと思います。
「とにかく感情を排して機械的にルールを守って取引すべき」という説は、この心の訓練が不可能だという前提に立っています。私は心の訓練が可能だと思っているので、機械的な取引じゃなくてもよいと思います。
良書を一冊紹介するとハワードマークスの本です。
投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識
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