父は高配当株が好きで、キャノンやJTなんかを持っています。でもキャノンなんかキャピタルロスで大損してても、高い配当があれば、なぜか安心してしまうんですよね。でも、その安心感は錯覚だと思います。
みるべきは配当利回りではなくトータルリターンであることは言うまでもありません。高配当株の信者がなぜトータルリターンではなく配当利回りを視るのかは、人間の心理の歪みだと思っています。
行動経済学という学問によると、人間の感じ方は合理的にはできていないそうです。したがって儲からないにもかかわらず、心理的な安心感を得てしまうことがあるんですよね。キャノンやJTの信者ってそういう安心感を持っているんだと思います。
配当を出すとその分株価が下がりますから、配当利回りが高くてもありがたがる道理はありません。JTの配当利回りは5.58%ですが、株価が一定でそれだけの配当があると錯覚してるんですよ。実際は配当以上に株価が下がったりするのに。
合理的にいくなら、トータルリターンが見込まれる企業の株を買うべきです。
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