MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

労働者は一生競争、投資家はしんどいのは最初だけ

 経営学でプロフィットプ―ルという考え方があります。バリューチェーンのどのポジションが最も収益を上げやすいかというものの見方です。

 最近コンビニオーナーが悲惨だというニュースが絶えませんが、プロフィットプールの考え方からしたら、本部ばかりが低リスクで儲かって、オーナーはリスクを負い競争する割に儲からないということになります。

 一般の労働者も競争社会に生きているので、難易度の高い好きなことに挑戦するか、嫌な仕事でも我慢してやるかしないとお金は儲かりません。難易度が高ければ良いのかというとそこまで単純ではなく、たとえば心理職などは、大学院まで出て資格を取る必要があるにもかかわらず、時給1200円ぐらいのバイトみたいな仕事しかありません。労働者は辛いです。市場の競争原理の吹き曝しのようなところで生きなければなりません。一生競争です。労働者の中でも競争の激しいところとそうでないところの濃淡があります。

 一方投資家は楽だと思います。インデックスファンドを積み立てるだけなら、種銭さえあれば大したはスキルはいりません。ハワード・マースクが言うところの卓越した投資家になるのでも、スキルを習得するのは最初だけで、一旦二次的思考や市場サイクルを読むなどのスキルが身についてしまうと、あとは楽して儲けられます。実際私は年収700万円のサラリーマンを辞めて、年収413万の投資家になりましたが、競争にさらされているという感じはなく、ほとんどストレスなく生きられています。幸福度は上がりました。

 真面目な人は「楽して儲けられる仕事はない」と思いがちですが、ピケティが言うように労働より投資の方が楽して儲かることは明白ではないかと思います。種銭さえあれば、ですが。スキルなどいりません。インデックスファンドを積み立てるだけで良いのだから。多少の勉強と度胸が必要だとは思いますが、1週間ぐらい集中して本を読めば大丈夫です。

 ちなみに私はインデックスファンドで運用していますが、積み立て投資はしていません。ハワード・マースクの言う卓越した投資家を目指しています。

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