バフェット太郎さんが、「趣味としての投資を楽しむ」という記事で「S&P500のインデックスファンドに投資するのが多数に人にとって正解だが、退屈なので、投資資金の2割は趣味で投資してよいのではないか」という趣旨のことを書いていました。私は「宝くじは買わない」のと同じで趣味の投資は不要だと思っています。
コアサテライト戦略というのがあります。8割~9割のコアの部分はインデックスファンドで運用ししっかりリターンを取り、残りで好奇心や楽しみを満たすための投資をする、ということだと思います。このサテライト分は気分的な満足度が高い高配当株を買ったり、射幸心を満たしてくれるグロース株を買ったりします。
つまりサテライトは趣味ですね。リスクとリターンのバランスが良いのは米国株インデックスファドだと思います。
かくいう私も少し前まで武田薬品工業・NTT・SUBARUといった個別銘柄を持っていました。これらはインデックス投資を開始する前から持っていた株で良いタイミングで処分しようと思っていました。NTTとSUBARUは高値で売り抜けることができましたが、武田は損切りすることになり、トータルリターンは3%程度しか儲からなかったです。やはりサテライトではギャンブルのような投機をしていたのだと思います。
「コアサテライト戦略」と命名すると、なにや立派な戦略であるかのような錯覚に陥りますが、簡単にいえば、投資の1割ぐらいなら、儲からなくても趣味で投資して良いじゃないか、ということだと思います。
楽しみや好奇心のために投資する人もいるでしょうから、そんな人たちが100%趣味で投資してしまわないためにはコアサテライト戦略は有効な概念だと思います。
ただ、私のように儲けることを目的としていて、投資に楽しさを求めない人は、100%インデックファンドで良いと思います。サテライトはリターンを落とすかリスクを上げるので不要だと思います。
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