SBI証券はTポイントで投信が買えるようにするそうです。100円から投信が買えるのはメリットかもしれません。しかし、従来のSBIポイントはSBISLのアカウントと連携させることで、1.2倍の現金に交換することができました。Tポイントにも変換できるのですが、現金への交換の方が0.2得する計算でした。
新しい制度でこの0.2がなくなってしまうのなら、制度の改悪になります。還元率が下がるのではまったく嬉しくありません。
Tポイントの使い道は関西電力の電気料金の支払いに充てられますので、べつに投信が買えなくてもかまいません。
Tポイントを導入するからには、SBIカードが消滅したように、独自仕様のSBIポイントは廃止されるのかもしれませんね。0.2の優遇策がなんからの形で生き残ることを祈ります。
SBI証券はおそらく楽天証券に対抗しようとしているのでしょうが、現状スリム先進国株を保有した場合のマイレージで楽天証券に対抗できないと投信の流出は避けられないと思います。楽天証券でスリム先進国株を持つと0.048%のポイントが付きます。一方SBI証券では優遇レートをつかった現金還元率は0.036%です。楽天証券の方が有利なのです。このことはニッセイ外国株式インデックスでも同様なので、私は3千万近い当該投信をSBI証券から楽天証券の移管しました。
ただし、スリムS&P500の還元率は0.06%なのでSBI証券の方が有利です。今回の制度変更でこの優位性が損なわれないことを祈ります。
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