S&P500の配当込みの年間リターンっていくらぐらいなんでしょう?他人のブログなどを読んだ感覚では7%ぐらいかなと私は思っています。以下の書籍には今後は少し下がって6%ぐらいになると書いてあります。
インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法 (ウィザードブックシリーズ Vol.263)
- 作者: ジョン・C・ボーグル,John C. Bogle,長尾慎太郎,藤原玄
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2018/05/13
- メディア: 単行本
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一次データがないものかと探したらありました。英語版のWikipediaでS&P500と検索すると出てきます。
これによると、2018年までの配当込みの年間リターンはなんと10.21%だそうです。感覚的な値よりもかなり高いですね。やはり2018年に暴落があり-4.38%に沈んできるのが痛いですよね。
念のために2018年のiFreeS&P500の基準価額の騰落率を調べてみます。
iFreeS&P500 | 騰落率 | 為替 | 騰落率 | ドル換算 | 騰落率 | |
2017/12/28 | 11,221 | 112.8 | $99.48 | |||
2018/12/28 | 10,333 | -7.91% | 110.76 | -1.81% | $93.29 | -6.22% |
理由は分かりませんが、本家の指数と投信のパフォーマンスが1.84%乖離があるとすると、本家10.21%という数字は8.37%程度に割り引いで考えないといけないですね。 本家の数字と比べるとかなり悪いですね。なぜインデックスファンドの方が指数より1.84%もリターンが低いのかわかりません。ファンドの実質コストや税などが考えられますが、それにしても乖離が大きすぎます。
8.37%はドルベースの数値なので、2%円高になれば円ベースでは6.37%が妥当な線になります。ボーグルの予想に近い気がします。
結論:S&P500に連動するインデックスファンドのリターンは6.37%を見込むと良い。
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