なんで出世する気もないににMBAなんかとったのか書いてみたいと思う。
私は入社したときはコンパイラというソフトウェアの技術者だった。
コンパイラというのはC言語などのソースコードをコンピュータが理解できるオブジェクに変換するソフトウェアだ。
NEC系列の会社に入社しこれで一生食っていくつもりだった。
ところが、ダウンサイジングの波がやってきて、NECはコンピュータを作らなくなり、私の仕事は激減となった。
かくしてリストラとなり、2000年に東京に転勤となりシステムエンジニアに転換することになった。
それまで技術屋でTexでドキュメントを書いてきた私は、客先にコンサルタントとして出向いていって、pptを書き、マーケッティング担当者と話をしてECサイトを構築する仕事をしていた。
まあ、技術バカで、お客さんの言ってることはさっぱりわからなかった。
売掛金、買掛金がわからなかったからお話にならなかった。
非常に苦労した。過労で倒れもした。
このとき、これ以上出世するときっと体を壊すと思って出世しないと決めました。
過労から立ち直って考えた。
36歳からシステムエンジニアをはじめて、入社時からやってるやつに追いつくにはどうしたらいいか。体系的にビジネスについて学ばないとダメなんじゃないか
そして中小企業診断士に挑戦することにした。
私は、客あしらいは下手だったが、物覚えはよかったようだ。
一発合格。
その後2002年、東京から神戸に転勤となった。
東京はものすごい情報量だったのに神戸は大変な田舎に感じた。
これはヤバイと思い、神戸でしかできないことは何かと考えた結果、そうだ神戸には神戸大学がある、と思い至った。
国立のビジネススクールで都市にあるのは当時神戸大だけ。
中小企業診断士に一発合格するぐらいだからいけるだろうと思った。
MBAはとても辛く楽しかったけど、出世していないので役にはたっているとはいえない。
「MBAは役に立たない」を図らずも体現してしまった。
頭がいいだけでは、経営はできない。
タフさ、ストレス耐性、感情をコントロールする力、他人への影響力など、
いろいろな能力が必要だ。
では、頭がいいだけの私がどうやってそれでお金を稼ぐか考えた時に、投資をしようと思い至った。
インデックス投資は頭がいいだけでできますよ、きっと。
今後はそれを体現してみようと思います。
↓↓↓↓よろしければクリックをお願い致します。