私が投資をはじめたのは20代の頃、バブルが崩壊する前、日興証券の営業の女性に勧誘されたのがきっかけでした。この女性とどうやって知り合ったのかというと、彼女は日興証券の前は住友銀行に勤務でうちの会社に出入りしていた人です。なぜ住友銀行の行員がうちの会社に出入りしていたかというと、うちの会社はNECグループで住友系列だったからです。
この女性には多くのアクティブファンドを買わされてバブル崩壊で大損をするのですが、投資の入り口を作ってくれたということで感謝しています。
この人の後任の人には日経平均連動の仕組債を買わされてこれもリーマンショックで大損します。これでアクティブファンドと株価連動仕組債はダメだと気づきました。
「大損」と言っても、1千万の投資資金で500万損した程度なので、傷は浅かったですね。現金を沢山持っていたので、リーマンショックで暴落したところの日本株ETFを1千万買い、暴落した外国債券を600万買いました。1年ぐらいでかなりの利益が出たので、日本株ETFを売却し200万の利益を得ます。この利益で残っていたアクティブファンドを200万円損切りして、それから二度とアクティブファンド・仕組債には手を出していません。
このころに、投資信託はこの8本から選びなさいなどに出会い、eMAXIS外国株式インデックスという低コスト(当時)のインデックスファンドの存在を知ります。
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アベノミクス相場が始まってから、日興証券で保有していたNKコンパスという外国債券系のインデックスファンドがプラ転したので売却しました。これで日興証券で投資信託を買うことは未来永劫なくなりました。
しばらくは、ソフトバンクや東芝など日本株を中心に買っていましたが、バーナンキショックで個別株の多くを狼狽売りしてしまいます。
その後2014年に「敗者のゲーム」「確定拠出年金最良の運用術」に出会い、8月から投資方針書を策定しインデック投資+バリュー平均法というスタイルで今日に至ります。
こうやって振り返ると、NECグループに入らなかった20代から投資を経験することはなかったかもしれません。
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