MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

相場急落時の買い方

 前記事と重複しますが、リタイヤして入金がなくなった人は積み立てを辞めて「暴落時にだけ買う」「高騰時に売る」という戦術をとるのがよいと思います。高騰の判断はバリュー平均法を基本とします。リスク資産が年率8%上昇すると想定してバリューパスを描き、四半期ごとにバリューパスとリスク資産の差額をチェックし、過剰に儲かっている分を売却します。

 暴落の判断はNYダウが200日移動平均線を割り込みかつ、直近高値から10%以上の下落と考えていました。これを標準的な暴落のクライテリアとします。

 暴落時の買い方は、買い付け余力を半年間かかって買切る感じで良いと思います。つまり6百万円の買い付け余力があれば、月100万円、毎日5万円づくSBI証券で投信を買い付けると良いです。

 標準的なクライテリアが気に入らない人は、投資判断の指標をNYダウではなくS&P500にしてもよいし、eMAXIS Slim先進国株式インデックスの基準価格にしても良いです。また、直近高値から10%以上の下落では、買い急ぎだと感じれば、これを15%にしたり、あるいは12%にしたりすると良いでしょう。

 この暴落時の判断は通常のバリュー平均法よりも厳しい買付条件になっていると思います。

 さらに重要な要点を言いますと、暴落時以外は積み立てはしない点です。

 相場が良い時に、漫然と積み立てをしてはいけません。年間を通してのドルコスト平均法などやってはいけません。買うのは暴落時のみとします。

 たとえば年収700万、手取り500万、生活費200万のひとりぐらしのひとがいたとします。年間の買付余力は300万円になります。それを毎月積み立てるのではなく、じっと貯めておいて、暴落時に毎日2.5万円を半年かけて買います。暴落が来なければ来年に持ち越します。この方法の方がドルコスト平均法よりも有利な運用ができるでしょう。

 ドルコスト平均法の唯一のメリットは、給与所得に連動していてい精神的な負荷が低いことだけです。本当に儲けようと思ったら、騰がっているときにまで買う必要はありません。特に給与所得がないリタイヤ者にとっては通年のドルコスト平均法はメリットがありません。

 まとめます、暴落時にのみ買いましょう。高騰時には売りましょう、高騰の判断はバリュー平均法で行います。暴落の定義はNYダウなどの指標が200日移動平均線を割り込みかつ直近高値から10%~15%下落とします。買い方は買付余力を半年つかってゆくっり買います。通年のドルコスト平均法は高い時にも買うので損です。

 

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