MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

心理的ダメージが最も少ない投資方法

 心理的ダメージが最も少ない投資方法というものあるような気がしています。行動経済学的には人間には非合理な後悔回避性を持っていて、特別な行動をしてリスクを取るよりも、何も行動しないかオーソドックスな方法をとることを好みます。たとえそれが経済的に不合理であっても、心理的ダメージを少なくするために、そういう行動を好んでしまう傾向があるのです。

 心理的なダメージを最小化したければ、国際分散投資ドルコスト平均法で行うと良いでしょう。具体的には、債券半分、株式半分、先進国80%、新興国10%、日本株10%ぐらいのポートフォリオを組んで、ドルコスト平均法で毎月積み立てをします。

 簡易的にはeMAXIS Slim  バランスをドルコスト平均法で積み立てるのでもよいのです。これを案1とします。

 しかし、債券と株式では株式のリターンの方が高いことが経験的に知られています。なので、リスクは高いが、債券を排除したポートフォリオを組むのも良いでしょう。心理的な負担は増えますがそれを上回るリターンの改善が期待できます。

 案2 eMAXIS Slim 先進国株、同新興国株、同日本株を8:1:1ぐらいでドルコスト平均法で投資する。

 しかし、投資ブロガーで新興国日本株に積極的に投資している人が少なく、eMAXS Slim 先進国株だけ積み立てている人も多いように感じます。多数の意見となれば、それを真似しておけば安心かもしれません。

 案3 eMAXIS Slim 先進国株式をドルコスト平均法で積み立てる

 

 あと、案1と案3の折衷で、株:債券=50:50にします。

 案4 eMAXIS Slim先進国株式と同先進国債券をドルコスト平均法で積み立てます。

これはかなりリスクも低いですね。

 

 以上案1、案2、案3、案4のいずれかを好みで選べば心理的なダメージはかなり最小化されると思います。

  心理的なダメージを最小化することで、狼狽することは減ると思います。狼狽して売買すると大抵損しますから、心理的なダメージの小さい投資方法をとることで、そうした狼狽による経済的損失から身を守ってくれます。

 これらの投資方法は初心者にお勧めです。初心者は経験値が低いため心理的ダメージに弱く狼狽しやすく、また上昇相場では強欲になりがちで、狼狽も強欲も損失をもたらします。それらを減らすためには心理的ダメージが低い機械的でオーソドックスな投資方法が有効だと思います。

 

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