趣味のボランティアの知見を書籍化しようと昨年から動いています。いくつかの出版社とコンタクトをとり企画書まで作ってもらったのですが、残念ながら既存書籍との差別化が難しいとのことで出版にはいたりませんでした。今年はKindle Direct Publishingで出版できないか試してみたいと思います。
試してみたのはWordの原稿をKindle Previewerで変換してみたこと。でもこれはダメでした。図の説明にオートシェープの矢印を多用しているのですが、それらのレイアウトが崩れてしまいます。
次に考えたのがWord→PDF→epubに変換したらどうかということです。
PDFへの変換は以下のサイトからできました。
【無料】WordをPDFに変換 - Adobe 公式 | Adobe Acrobat（日本）
上記のサイトを利用すると、目次から本文へのハイパーリングを保存したまま変換ができます。一般的なPDF印刷機能ではこのハイパーリングがなくなってしまいます。
つぎにPDFをepubに変換ですが、PDFElementというソフトを使ったのですが、レイアウトは崩れるしロゴは入るし使い物になりませんでした。
ネットで検索すると以下のサイトが良いとのことなので試してみたいと思います。
Romancer | Romancer（ロマンサー）はあなたの電子出版ツールです (voyager.co.jp)
2023/5/1補足
- 上記Romancerは優れたサービスでレイアウトが崩れることなく、PDFをepubに変換できました。現在月額６６０円の有料サービスですが、購入する価値はあると思います。
- 表示の画像は、Kindleが推奨しているのが1600×2560pxだそうです。この大きさでJPGファイルを作ればOKです。
- ペーパーバックの出版もできて、こちらのPDFで原稿をアップします。epubに変換しなくてよい分楽です。
- ペーパーバックの表紙は表表紙、背表紙、裏表紙をつながったものをPDFで提出しなければならずすこし難しいです。KDPの表紙計算機をつかって、テンプレートのPNGファイルをダウンロードし、それを元に表示をペイントなどで作り、Adobe AcrobatのWebサービスでPDFに変換すると良いです。実際にやってみましたが、テンプレートのPNGを２０％に縮小したらちょうどよかったです。ちなみに本文の原稿はB5でWordで作ってます。
- プレミアムカラー２００ページの本の印刷コストが９７５円でした。販売価格は最低でも１６２５円からになるそうです。
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