MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

最近のナスダックの下落を堀古英司氏が分析

2022/5/13 モーサテ 堀古英司氏
司会者:今日は小幅反発のナスダックですけども、今年の高値からの下落率がおよそ30%となりました。堀古さん、これをどういう風にみますか?
堀古氏:こういう時こそ短期の上限に振り回されることなく、ナスダックの性質とファンダメンタルズを見直すべきだと思います。
ナスダックはダウとかS&P500指数に比べて、成長率が高い市場です。チャートは主要なハイテク株で構成されるナスダック100指数と構成銘柄の1株利益を示したものです。ご覧いただける通り利益成長の伴ってナスダック100指数が上昇していることがわかります。
この期間(過去20年)の利益成長率は平均年率15.7%です。株価収益倍率が一定で今後もこのペースの利益成長が続くという前提では、30%の下落というのは2年もあれば取り戻せることになります。2020年3月以来右肩上がりの相場が続いて短期的にも大きな下落はなかったですけれども、そもそも株式というのは超長期の証券です。今回は久しぶりに大きく下落しましたけれども、それでも長期の投資は報われると思います。

司会者:それにしましても、大きな下落はなぜ起こったのでしょう?堀古さんどういう風に分析していますか?
堀古氏:皮肉にもですね、今回下落が大きかったことがまさに成長率が高いという証なんですね。成長率が高いということは、相対的に将来のキャッシュフローが大きいということです。株価というのは将来のキャッシュフローを現在価値に引き直した合計ですので、金利が上昇すると将来のキャッシュフローが小さく計算されてしまいます。ただ実際には現在の価値が小さく算出されるだけで、将来の価値が減るという話ではありません。要するに長期で持っていれば、いずれその将来の価値になりますので、やはり、こういう成長率の高い投資ほど、長期で考えるべきだと思います。

 

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