MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

搾取を目撃または体験したとき、どうするか?

資本主義なので、資本家が労働者を搾取していますよね。また同じ会社同士でも、大手が強くて中小を搾取したりしてますよね。社会人になるとそういう搾取の現場に遭遇することもあります。私も会社員時代に、派遣や請負などの外注さんに発注することがありました。正社員よりも安くつかえるんで、部門では外注比率何%以上といったノルマがあったぐらいです。そして外注さんに発注する額に9%の利益を載せて、お客様に見積もりを出していました。9%は営業費用や管理費などですが、簡単に言えばピンハネですね。9%のピンハネなどはかわいいもので、こちらが発注した金額の半分ぐらいは派遣会社がピンハネしているものと思われます。

それを目撃して、私がどう思ったか。搾取はよくないので辞めるべきだ、と思ったか?いいえ違います。「搾取される側ではなく搾取する側にまわらなければならない」と感じました。派遣会社や自社が行っているピンハネはまったく合法的なもので、すぐになくすことは困難だと思います。であるならば、自分が搾取される側から搾取する側(あるいは搾取されも、しもしない側)にポジションをとるのが生き残る道だと思いました。大手企業の社員だった私の人件費もお客様からもうらお金の半分ぐらいが自分の給料になっていて、残りの半分は会社にすいとられていました。予算管理をまかされるようになるとそういう実態がわかってくるんです。

 

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