MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

『新版 成功する男はみな、非情である。』いつか

 

この本読みました。めっちゃ面白かったです。

この本は非情な成功者に光をあてるだけではなく、ひろく成功哲学を語った本です。

 

こんな一節もありました。

真の成功者とは、努力しなくても金がオートマチックに入るようになった人のことである。p157

まさに私のことですね(笑)

 

他にもたくさんメモを取りました。

「1番になりたかったですね。僕はナンバーワンになりたい。オンリーワンになりたいとか甘いことを言ってるヤツが大嫌いなんで」と言い切ったのは、野球選手のイチローだ。p47

 

闘争本能の鈍化しているのは、もはや男ではなくなっている証拠。目の前の相手を打ち負かさない限り、成功者にはなれない。

情に左右される生ぬるい人間に、人はついてこない。p72

 

優秀な経営者ほど、客や取引先の要求を非情に斬り捨てていく。
「コストを五パーセント下げるのは大変やろ。だけど二〇パーセントならできるはずや」(松下幸之助松下電器産業創業者)

実は結構、「成功者」は嘘をつく。まことしやかに、したたかに。

「リスクのない利益、危険のない経験、労働のない報酬を得ようなんて、生まれずに生きることと同じぐらい不可能だ」(A・P・ゴージー/哲学者)p85


頭で思い描いたことは、時間がたつと現実に顕れてくるものだ。
だから、悪いイメージを持っている限り、不幸から抜け出すことはできない。p88


「結果がすべて」というルールを認識している人間だけが成功する。p90

 

敵を徹底的に打ちのめせる人間だけが、真の勝利をつかむ。p92

 

いつでも三つの自分を持つこと。
渦中にいる自分。客観視する自分。そして、俯瞰で見る自分。
渦中にいる自分は必死。ときに感情的。客観視している自分は、冷静に自分に問いかける。上から見る自分は、シーン全体を眺めまわし、相手の反応や場の雰囲気を判断している。p95-96

 

自分の運命を自分で操り、自分の道を切り開こうとする者は、理想社会など期待するべきではない。
人を当てにしないで生きていく覚悟を持つべきだ。いざというタイミングでは、親しい友人や女でも、平気で裏切れる自己中心的な精神構造が必要なのである。「成功者」は、下手な情けは命取りだということをよく知っている。p116

 

成功体験のある人間にはどこか共通するアクの強さがある。そのアクの強さと自信が人を引きつける。p125

 

成功者はときに、不要な人間を決死の覚悟で斬ることもある。誰かの恨みを買うこともある。人を傷つけ、辛い選択をする覚悟も持っている。
けれども、成功者は人間というものをよく知っている。
楽しさや、嬉しさも、逆に寂しさも、悲しさも、誰よりもよく知っている。
切なさを覚えるほど、人生の醍醐味はます。そうやって男は磨かれるものだ。p147

 

真の成功者とは、努力しなくても金がオートマチックに入るようになった人のことである。p157

 

「できるだけ前向きで肯定的な人々とつき合うことが大切だ。彼らはあなたの無限の潜在能力を喚起しようとしてくれる人々である」(ロバート・アンソニー/行動心理学者)p165

 

成功したいなら、なるべく数多くの実体験をすることだ。p183

どんな不条理にあっても、その逆境をかえってバネにして前向きになれる人は成功する。p185

 

「企業理念」であるとか、「人生哲学」や、「人生観」など、言い方はさまざまだが、これらはみなエゴを包み込む役割をしている。人間は誰でも自己中心的な動物であると心得よ。p188

 

私は会社の中では早く出世しました。ただ、過労死するかもしれない業務命令を部下に出せるほど非情にはなれませんでした。自分の弱さかもしれません。そして出世街道を降りて、53歳でアーリーリタイアしました。これでよかったのだろうと思います。

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