心に響く言葉がたくさんあって、とても良い本でした。
自分はこれから何を通して人の役に立っていけば幸せになれるのか。<略>自分探しをする人は多いですが、答えはあなたの本棚にあります。p57
本音だけで生きると絶対に幸せになれない。
知的な嘘をつき続けながら上手に幸せになろう。p83
人間の心理を把握できるようになるのは、お金を稼ぐ第一歩です。
本気でお金を稼ぎたいなら、経営学を学ぶより心理学を学びましょう。p136
本にかけたお金とその人の年収は比例する p138
僕も今までお金持ちになる本を、少なく見積もっても500冊以上は読んできたはずです。
「あなたは自分の何を通して人を喜ばせられるのか考えなさい」ということを、500通りの方法で表現してくれていました。
これを真剣に考え続けて実行している人は、本当にお金持ちになることができるのです。p145
同じ人間同士でも頭脳の格差によって、序列を決めていくようになっているのです。
頭脳の格差とは、筆記試験の点数の格差ではありまえせん。
「いかにして多くの人に幸せを提供することができるか」の一点です。
その一点に人がお金をドッと運んでくるのです。p150
あなたが挑戦すれば次の現実が生まれ、その現実と向き合った時に人は成長できるのです。
傍観者の時は批判するだけで楽でしたが、挑戦者になると批判される側になります。
批判する側より批判される側のほうが断然カッコいいし、人生を生き切っているのです。
20世紀を代表する哲学者のマルティン・ハイデガーはヒソヒソ話をしながら人生を終える野次馬のような人々を「ダス・マン」と呼びました。ダス・マンから抜け出すには、寿命が有限と考え。挑戦者として生きる以外に道はないのです。p179
もし、あなたが将来幸せになりたいと思うのであれば、つらいことがあった際にすぐに群がらないことです。
群がって愚痴を言い合っても、結局は部屋で独りになった時に自分と向く合わなければなりません。
さっきまで群がって愚痴を言い合ってにぎやかだった時間とのギャップで、余計に落ち込みます。
そして、翌日以降も落ち込みを紛らわせるために、また群がって愚痴を言い合うのです。
一度このスパイラルに入り込むと、人生の最後まで愚痴が繰り返されます。反対につらいことがあった際、まず自分でその事実を受容する人は、まもなく素敵な人との出会いがあります。
つらい事実を受容するためには、たくさん本を読んでいる必要があります。
たくさん本を読んでいると、愚痴を言わなくなります。
なぜなら、読書とはネガティブな愚痴を聞いてはくれず、ポジティブな考え方を著者と一緒に考えざるを得ないからです。
ポジティブな考え方を自分なりに見つけ出せる人は、1人でも輝けます。
1人で輝ける人だけが、別の1人で輝いている人と出逢うことができるのです。羊同士が群がっても何も成し遂げることはできませんが、ライオン同士の出逢いなら世の中を変えて行けるのです。pp.204-205
人の役に立っていくことで幸せになるという視点にハッとさせられました。
人に役に立てば、良い人間関係やお金などは入ってくるということです。
でも、これは貧乏人にとっては厳しい考え方かもしれません。貧乏なのは人の役に立ってない、ってことになりますからね。
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