インデックス投資の功労者ボーグルの教えに以下のようなものがあります。
「投資家は自分がコントロールできるもの(例えば手数料や税金)をコントロールし、コントロールできないものは諦めるべき」
投資家は手数料、税金、アセットアロケーションは自分でコントトールできますが、市場の値動きはコントロールできないので諦めるべきということです。
この教えは実は投資家に限ったことではなく、あらゆる生活場面で通用する真理です。理論家したのはマーク・ダガーです。この理論は会社の「ストレス耐性を高める」
という研修で知りました。
どんな研修かということ、まず大きなストレスの元を書きだします。次にそのストレスの元を細分化します。細分化したもののうち対応策が採れるものは対応策を具体的に考えます。対応策は自分でコントロールできることになります。しかし、細分化しても、自分ではどうにもならない事もあることがわかります。それについては諦めるのです。乱暴に言えば「考えても考えなくても同じことは考えるな」ということになります。
私は研修のとき会社の業績が悪くいつリストラになるか不安だ、というストレスの元を分析対象にしました。細分化して可能な対策を考えたのですが、どうしても自分にコントロールできないものが残りました。そこで「諦めろ」と言われて最初は「はぁ?」って思いました。それができないからストレスなんじゃないか、と。
しかし、諦めることは訓練によって可能になると後から知りました。
みなさんも仕事の悩み、家庭の悩みなどにこの教えを適用してみると良いと思います。
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