この本面白かったです。
西原理恵子さんと恋人の高須克弥さんは恋人同士で、２人の関係を軸に、熟年交際について語ったエッセイ。
熟年交際は互いの欠点をうけいれ笑ってすごす親友のような関係がよい。いつも一緒にいるよりも時々会うぐらいがちょうどいい、そうです。
ポイントとなる点を引用しますね。
あんまり考えたくないけど、私たちはいい年だし、残された時間はとても短いからね。相手の悪いところはそのまんまでいいし、それでいがみ合う時間がもったいない。お互いに笑い合っているほうが断然幸せ。そのためには、相手の優先順位を守ってあげないといけないし。ｐ154
熟年恋愛って、他人同士がお互いの欠点とか個性とかクセを認め合って、笑い合える関係だと思う。恋人というよりは親友の要素が大きんじゃないかな。ｐ１５９私、金持ちなだけの老人なんて絶対つく合いたくないもん。かっちゃんは働き者だから好きなの。私もそうだし、私の周りに怠け者はひとりもいない。ｐ１６６
高須：文明の衝突みたいなことはあるけど、サラセンはサラセンでうあく文明やってるし、東洋は東洋でうまくいってるワケだから。うまく交易をしながらお互いを理解しようと。ただ、一緒にいたら戦争になっちゃうから、２４時間一緒にいない。これがコツ。
西原：家族でも恋人でも一緒にいすぎるのはすごくよくないし。たまに会うのがいちばんいいと思う。ｐ１７０
↓↓↓こちをらのブログも是非ごらんください。
