この本まだ途中ですがなかなか面白ろいです。
中野 私は、一人で過ごす時間がないと生きていけないタイプなんですが、幸いなことに夫は今、大阪で仕事をしているので「週末婚」のような生活を送っているんです。
でも、そのぼうが、お互いに閉塞感がなくって非常にいいと思っています。ずっと一緒にいるとなると、息が詰まってくるんですよね。お風呂の入り方ひとつとっても違いますし、お互いに言いたいことが貯まってくる。
コミュニケーションって、子供の頃からうまくできるわけじゃないから不完全なまま大人になりますよね。お互いに適切に伝えられずに、「なんでこういうことするんだ!」とか言っている間に人格攻撃になっていって、相手をすごく嫌いになってしまう人が世の中には多いというふうに思うんですね。
昔は好きだった人が嫌いになっていくのは恋愛の麻酔が関係しているそうです。恋愛によって理性に麻酔がかけられた状態になり、その麻酔はやがて切れるそうです。
麻酔が切れた後も夫婦として継続するのは、子どもがうまれて、愛情が子供に移行するかららしいです。
そんなに週末婚が良いのであれば、大阪での仕事がなくなった後も、週末婚を続ければよいのではないかと思います。中野さんぐらい稼いでいれば、そうするだけの経済力もあるでしょうしね。
また新型コロナで在宅ワークが増え、1日中一緒に家にいる夫婦が増えていることについて、こんなことも言っています。
中野 たまに会うから楽しいとか新鮮だなと思いますが、24時間、毎日一緒だったらなかなか大変じゃないでしすか。夫婦だって赤の他人ですから、習慣も違うし、常識だと思っていることがそれぞれ違ったりするので、そこはやっぱりすり合わせる必要がありますよね。すり合わせるための心理的コストもかかりますから、それをストレスだと思わない人はあまりいないのではないかと思います。 p253
あと「ステレオタイプ脅威」という言葉と「シャーデンフロイデ」という言葉を新しく知りました。
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