標準年金180万円の神戸市の独身の人を想定して、税金、社会保険料を差し引いて手取りベースで60歳繰り上げ受給と、65歳標準受給でどちらが得か計算してみました。
繰り上げ受給した場合には60ー64歳までは年金を消費せず、年率6%で特定口座で運用することします。
65歳以降に毎年160万円づつ消費すると想定します。
83歳までシミュレーションすると、残高は繰り上げ受給の場合は937万円
65歳から受給の場合は99万円になりました。
Google スプレッドシートの限界で、83歳までしかシミュレーションできていませんが、それ以降シミュレーションしても、両者の差は開くばかりで繰り上げ受給が永久に有利になります。特定口座での運用で取り崩し時に税金を払うことを想定していますが、新NISAで運用した場合のシミュレーションも計算しましたが、取り崩し時に税金がかからないのでさらに有利です。
グラフを描くとこんな感じです。
エクセル版で100歳までシミュレーションした結果はこちらです。
簡単のために年金180万円独身の人のシミュレーションをしましたが、当該スプレッドシートをコピーするなりExcelにダウンロードするなりして、各人自分の状況に合わせてシミュレーションしてみると良いでしょう。
住民税や国民健康保険料は各自治体のページでシミュレーションできることが多いです。
※お詫び:以前アップしたシミュレーションは取り崩し時の税金の計算に誤りがありました。今回訂正しています。
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