本書の主人公は、何とか再び第一線で働きたいという本音を隠さない。生々しい六十代の元エリート銀行マンである。
彼は果敢に職を探し、自分を生かそうとする。p372あとがきより
しかに彼に待ち受けていたので予想もしないジェットコースターのような展開だった。はたして主人公の最期はどうなるのか?
この主人公のプライド、挫折、悔しさ、再起への想い、生き方がとても面白いです。
主人公の心理描写もすばらしく、ストーリー展開も次はどうなるのだろう?とはらはらさせられてすごく面白かったです。
これぞプロが書いた小説という気がしました。
おすすめです!
ちなみの私はリタイアしてから5年になりますが一度も働きたいと思ったことはありません。ボランティアなどを無理のない範囲でやって満足しています。
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