『復活への底力 運命を受け入れ、前向きに生きる』出口治明
APUの学長である著者は２０２１年脳出血で倒れ、右半身麻痺と言語障害になります。
本書はそこからのリハビリしてAPU学長職に復職するまでに記録です。
障害を負ったことに関して著者は一度も落ち込んだことはないと言います。
リハビリの方針は専門家に任せて、それに従い回復に向かって努力するだけ。嘆いている隙わない、という著者の考えてです。
リハビリのために書く練習をするのですが、それらを通して著者は歴史文学などの造詣が深いこともよくわかります。
ただ、学長に復帰してからは、タクシーで通勤しているそうで１日１万円のタクシー代がかかっているそうです。
一般の人にまねができるとはなかなか思えませんね。
リハビリに取り組む様子が前向きで元気になる本でお勧めです。
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