ふるさと納税というのは、2千円だけ負担したらそれより高額な返礼品がもらえて得、みたいに言われるようですが、私は利用したことはないです。
お金の流れを考えると、返戻品の原資は寄付金で、その寄付金は本来居住地区に納めるはずの住民税を削って生じるものです。
居住地の福祉(たとえば保育園や老人ホーム)を削って、返礼品もらって喜んでいるなんて、ゲーム理論でいうところの「共有地の悲劇」に他なりません。
広島のとある自治体では、犬の殺処分ゼロのためにふるさと納税で寄付ができるそうですね。寄付している人は、居住地の福祉(たとえば人間のための老人ホームの費用)を削って、犬の老人ホームのために税金を投入していることに気づいてほしいです。
日本という国は財政が悪く、年金支給年齢がさらに引き上げられようとしている現実を考えれば、ふるさと納税で、本来人間の使われるはずの税金を犬の使う余裕なんてないはずなんです。
みなさん、是非ゲーム理論の「共有地の悲劇」を勉強してみてください。そうすればふるさと納税が悪法だとわかると思います。
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