MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

投資初心者向け講座

 株価が暴落しているので、これを機に株式投資を始めようという方もいらっしゃると思います。そういう方向けに少しお勧めを書いてみたいと思います。

 まず何を買うかですが、日本、新興国、欧州、米国のどこに投資したいかによってかわります。すべてに投資したいなら全世界株式のインデクスファンドを買えばよいでしょう。具体的には低コストなものではeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を買えばよいと思います。

 しかし日本は少子高齢化で先行きが暗いですし、新興国はリスクが高いと思えば、欧州と米国に投資するインデクスファンドを買えばよいと思います。具体的には低コストなものですと、ニッセイ外国株式インデクスやeMAXIS Slim 先進国株式が良いと思います。

 しかし欧州は米国に比べて成長が鈍いと思えば、米国だけに投資するインデックスファンドを買えばよいと思います。低コストなものではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が良いと思います。

 ちなみに私はニッセイ外国株式インデクスとeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を半々ぐらいで持っています。

 iDeCoやNISAの口座で投資すると節税になるのでお勧めです。

 iDeCoについては証券会社によって買える投資信託が異なるので、まず、どの投資信託を買いたいかを考えてから、どの証券会社でiDeCo口座を開設するか決めると良いです。ちなみに私はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を買いたかったのでマネックス証券です。

 特定口座やNISAの場合は楽天証券SBI証券がお勧めです。楽天証券投資信託保有額に対して年間0.048%の楽天ポイントが付きそのポイントでまた投資信託が買えるので有利です。また楽天銀行と連携させることで楽天銀行普通預金金利で0.1%になるのでこれもお得です。

 SBI証券でも投資信託保有額に対してポイントが付きますが、低コストインデックスファンドの場合は0.02%と楽天証券より低いですので不利です。しかし、SBI証券では毎日積み立てや毎週積立のような機能がありその点は便利です。楽天証券では毎月積み立てしかできません。またSBI証券では米国株や米国ETFを買う場合にFXや住信SBIネット銀行を経由すると為替手数料が他の証券会社より安く済みますので有利です。

 そういうわけなので私は投資信託楽天証券、米国ETFSBI証券で買っています。NISA口座は投資信託を購入する楽天証券でつみたてNISAの口座を持っています。

 買うタイミングですが、一括投資、ドルコスト平均法、バリュー平均法といった方法があります。勝間和代氏などは初心者にドルコスト平均法を勧めています。私も初心者向けには良い方法だと思います。しかし私はバリュー平均法を採用しています。バリュー平均法だと、株価が安い時にたくさん買えて、株価が高い時には買わずにむしろ売るということになりますので、のべつ幕無し買い続けるドルコスト平均法よりリターンが高くなると思っています。

 今の相場は株価が暴落していて良い投資タイミングだと思います。ただ株価はまだ下がるかもしてないので、半年とか1年の期間をかけて、ドルコスト平均法で積み立てるのがよさそうに思います。期間を半年にするのは1年にするのかは悩みどころです。感染がピークアウトしたら株価が戻ると考えれば、半年ぐらいでよいと思います。ワクチンができるまで株価の低迷が続くと考えるなら、最低でも1年ぐらいかける必要があると思います。

 生活防衛資金について。生活防衛資金とは株価が低迷して売るに売れない期間の生活費のことです。わたしは、あおぞら銀行普通預金で5年分の生活費を確保しています。リーマンショックの時株価が戻るまで4,5年かかっていますので、私のようにあ給与所得がない場合には5年分の生活費を生活防衛資金として現金で確保することをお勧めします。安定した会社の正社員である場合には5年分よりも少なくて良いと思います。

 全財産から生活防衛資金を差し引いた額を投資資金として使います。投資資金のすべてを株式のインデクスファンドに投資する方法もありますし、半分ぐらいを株式のインデクスファンドに残り半分を債券のインデックスファンドに投資する方法もあります。

 私の考えでは株価が暴落しているときは株式の比率を高め、株価が高騰しているときは債券の比率を上げると良いと思います。現在は株価が暴落しているので、株式と債券の比率は株式が多めでよいと思います。今なら株式100%でもよいと思います。ただし、その場合は株価が高騰した時に必ず株式を利益確定売りして売ったお金を債券に振り向けるなどの調整が必要になります。

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