MMT理論をベースになぜ日本な何十年もデフレに苦しんでいるのかを解説した本。
要点だけ述べると、
デフレとは「需要不足/供給過剰」が持続する状態である。
インフレとは「需要過剰/供給不足」が持続する状態である。
したがって、インフレ対策とデフレ対策は、正反対となる。
①インフレ対策
金融引き締め
生産性の向上、競争力の強化(規制緩和、自由化、民営化、グローバル化)
②デフレ対策
金融緩和
産業保護、労働者保護(規制強化、国有化、グローバル化抑制)
ということのようです。
日本がデフレから脱却できないのにはデフレなのにインフレ対策をやってきたからということのようです。財政健全化もデフレ下ではすべきではないとのことです。
MMTというと胡散臭いと先入観をもつ人も多いかと思いますが、この本は一読の価値があると思います。
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