MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

「働けなくなったら仕事を辞めて人生を謳歌する」って可能なの?

 結論から言えば、難しいでしょう。

 現在アリーリタイヤしている私が40代の頃に描いていたリタイヤ後の生活は

  • 技術力と英語力を活かして産業翻訳をしてお小遣いをかせぐ
  • 好きなチェロをがんばる。アマチュアオーケストラなど活動する

というものでしたが、両方ともかないませんでした。理由はリタイヤした理由にあります。

 リタイヤした理由は簡単に言うと気力が低下したからです。働くために必要な根気や集中力が50歳を超えて低下してきたので、仕事をするのが辛くなり53歳で退職しました。仕事をする気力がなくなると同時に翻訳やチェロにかける気力も失われていました。弦楽器の演奏というのはたゆまぬ練習が必要で大変な根気がいるものです。仕事をする気力を失った私には練習量を必要とする弦楽器の練習も苦痛に感じるようになっていました。クラウドソーシングで翻訳のバイトも少しやりましたが、気力が続かずすぐにやめてしまいました。クラウドソーシングの翻訳単価が以前の10分の1ぐらいに低下しているのも翻訳者の魅力を低下させていました。

 なので、働けなくなったら人生を謳歌する気力も低下していると思わなければならないでしょう。なのでアーリーリタイヤするならまだ働ける気力があるうちにやめると良いかなと思います。そうすれば趣味などを謳歌する気力がまだ残っているでしょう。

 私の場合は翻訳とチェロで余生を充実させるという計画が崩れてしまったので、今は気力や根気が不要で無理のない範囲でできるボランティア活動を2つやっています。仲間もできて楽しいですよ。

 働けるまでぎりぎりまで働くのでしたら、辞めるときは私みたいに気力が低下している可能性があります。そんな時は目標を低くして楽な活動で仲間を作ると、充実とまではいかないけれど、孤独ではない楽しいリタイヤ生活が送れると思います。

n↓↓↓こちらのブログも是非ごらんください。

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