会社員時代の思い出です。下請けにインドの会社を使っていたので、インド人技術者といろいろ交流がありました。みな口をそろえて言うのが「４５歳で引退する」ということです。
ITの仕事はキツイ仕事なので、４５歳で引退し、田舎に帰って好きな事をするそうです。ITエンジニアはインドでは高給取りらしいからそういうことも可能なんでしょうね。
わたしの感覚でも60歳のIT技術者ってあまり想像がつかないです。ITに仕事は高い集中力が必要で労働時間も長くそんなおじいさんに務まらないと感じます。私の友人で定年までSEやっていた人いますが、やはり晩年は現場リーダーで管理的な業務をされていたし、あと心臓も悪くされていて、ストレスが高いのかなと思います。その方は定年後は週３日で再雇用だそうです。
私の会社でも子供のいない人は５０歳まで働けば１億ぐらい貯まりましたので、ちょうど身体的に苦しくなったそのぐらいの年齢で引退する人がちらほらいます。ま、私もその一人なわけですが。夫婦で５０歳で退職した２つ上の先輩は、旦那の方はCADの技術者を目指し、奥さんの方が日本語教師を目指すとおっしゃっていました。
一応、高度専門職だったので、今さら介護や警備員やビル清掃の仕事をする気にもなれず、資産を運用して完全リタイアしています。40代の頃は引退したら翻訳者になろうと思っていましたが、近年クラウドソーシングの台頭で翻訳の単価は1/10ぐらいに値下がりしてしまいました。それなりに知力が必要な仕事なのですが、50を超えた私にはそれほどの集中力も残っていないし薄給のためモチベーションが湧かないです。
↓↓↓こちらのブログも是非ごらんください。
