MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

「娯楽食」「ベース食」ダイエット本からの考察

最近ダイエットしています。LDLコレステロール値が少し高いので9月中旬の健康診断に向けてがんばっています。ダイエットの動画なども沢山みています。

 

こちらの本では、おいしいけれど健康に悪い食事を「娯楽食」と呼び、身体に必要な栄養をとるための食事を「ベース食」として区別しています。

 

この考え方って食事だけじゃなくて、他のことにも応用できるのかなと感じています。

たとえば読む本に関しても、引き込む力があって、夢中になって読んで「あー面白かった!」とは思うけど、それで人生が変わるわけでもない、娯楽的読書と、人生観に多少なりとも変化をもたらすような「ベース読書」があるんじゃないかなと。

昔はやったシドニー・シェルダンの『ゲームの達人』なんかは、次はどうなるんだろうと、思いながら、どんどんページを繰ってしまう読ませる力のある本ですが、考えさせられるようなことはなく、今では何も残っておらず、古本屋に売ってしまいました。面白い本には違いなかったのですが「娯楽本」だったのかなと思います。

多少なりとも人生観に影響を与えた本として『収容所から来た遺書』辺見じゅん というのがあります。これはシベリア抑留者の山本を主人公にしたノンフィクションで逆境の中でも希望を持って前向きに生き続けた一人の男の物語です。20代の頃読み深く感動して、今でも捨てずに本棚に置いています。もし自分が逆境に落ち、希望が見いだせなくなったときに、山本のことを思い返して、生きる力にしたい、そう思えるような作品なのです。

 

「ベース本」や良くて「娯楽本」はダメだ、という単純な話でもないと思います。「娯楽本」で3時間なり4時間なり夢中になれることは、精神衛生上いいことかもしれませんしね。でも「ベース本」も読んでいかないと、心の栄養失調になってしまうような気がします。

 

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