『嫌われる勇気』で一世を風靡した岸見一郎氏の恋愛論です。
とても良いことが沢山書いてありました。
ただ一つ疑問なのはこの本を書いたとき著者は60歳です。京大出の秀才が60歳になって初めて書けた内容を、これから結婚をしようとすると20代のカップルが体得できるのでしょうか?
「理屈はそうかもしれないが、それは無理です」ということも多々あるんじゃないかんと思いました。で、愛のメカニズムを60歳で習得したときにはもう結婚は無理ということになってしまいます。なので結婚したい人は未熟なまま見切り発車すればいいと思います。
特に良いなと思った一節
子供が自立するためには、この世界には自分だけが生きているのではなく、他者も生きているんだということを知る必要があります。そんなことは当たり前のことではないかと思う人もいるでしょうが、他者が自分と同じ資格で生きていることを知らない人は多いように思います。 P150
やはりトラブルが起きるときというのは、一方が他人の権利を無視しているときに怒るのだろうなと思います。自分が失敗したときに自分を許すのであれば、他人のことも許せるはずです。
↓↓↓こちをらのブログも是非ごらんください。