MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

めっちゃおもしろい本見つけた!『ブスのマーケティング戦略』

 

昨日と今日でこの本を読んだのですが、めちゃくちゃ面白かったです。

小学生の頃に自分はブスだと気付いた筆者が結婚という目標に向かってどういう行動をしてきたかを赤裸々につづった本です。それぞれの行動でマーケティング戦略の言葉で解説しているのが実に面白い。マーケティングの4P、プロダクト分析、競争戦略、3C分析など経営学の言葉も沢山出てきて、MBAを学んだ経験のある私は特に楽しかったです。

特に良いなと思うおはブスは不利であるという現実を受け入れてそのうでで、どんな武器を装備すればよいか考えて行動していった筆者の現実主義的な態度にとても好感をもちました。

どうか以下の記事を読んでみてください。

wotopi.jp

自己啓発書の中には、他人からの評価は気にしない、自分で自分を受け入れることでゆるぎない自信がもてる、と言ったものもありますよね。自分一人で自己完結して生きるならそれでも良いのですが、私たちは仕事にしても恋愛にしても、相手から選ばれてなんぼの世界に生きていると言う現実があります。その現実を無視して一人ぼっちでいくら自己肯定感を高めてもなにか違うなと思うんですよね。

筆者は言います。

「見た目で判断する世の中はよくない」と言う前に

もちろん一人でいる一生もありです。しかし、もしあなたの夢が結婚など、誰かを巻き込んだ夢ならば、当たり前ですが、独りよがりな生き方はできません。「見た目で判断する世の中はよくない」と言い続けるより、自分という人間が、この世の中で生きていくためにはどうすべきか。変えられない他人の価値観を変えるようとするより、どこに自分がフィットするのかを模索していくことの方が、建設的な時間の使い方なのではないでしょうか。

 

私はこの部分に大いに共感します。

思えば自分が小中学生の頃はまったくもてませんでした。身長はクラスで2番目に低かったしスポーツはあまり得意ではなく、顔もそれほどモテるような顔ではなかった。しかし子供の私は音楽が得意でした。校内暴力まっさかりの公立中学でしたが、私が音楽が得意だということが学校中に知れ渡っていて、喧嘩は強くなかったけれど、不良たちからも一目置かれて畏敬の目でみられてイジメられることはなかったです。そのころからぼんやりと思っていたのは自分は容姿や体格はめぐまれていないが、秀でた能力があれば人から尊重されて生きることができるということです。能力を磨くために努力の積み重ねの人生でした。高校生の頃にはいっちょまえに彼女もできてそれは自信になりました。20代の頃にはフラれることも多かったですが、女性からデートに誘われることもありそれも自信になりました。会社員時代は仕事はがんばりました。平社員から役職がつくまで同期の中では一番早かったです。とにかく秀でた能力を示し続けないと、尊重されなくなると言う恐怖はありましたね。だから必死に努力しました。

「あるがままの自分を受け入れると楽に生きられる」というような自己啓発本もありましたが、他人に認められるための努力を怠ると、たちまち、尊重されなくなるような気がしました。そして実際そうなんでしょう。仕事ができない社員なんか誰からも尊敬されずに、ときには社内いじめにあったりして悲惨でしたよ。

私たちはひとりぼっちで完結して生きているのではなく、他人との関係の中で生きています。であるならば、他人からの評価を全く意識せずに生きるというのは無理なんだろうと思います。容姿が人並以下であれば、その他の部分で武器を身に着け、戦略的に戦わなければならないのだろうと思います。

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