セールスマンについて、昔から疑問に思っていることがある。
誤解を恐れずにいえば、セールスマンとは、顧客を「騙す」のが仕事じゃないかと思う。
・価値100の商品があったとする。
・優秀なセールスマンSと平凡なセールスマンAが居たとする。
Aさんは価値100の商品を価値100だと言って売る。
一方Sさんが売ると、その商品は120の価値があるかのごとく、感じる。
物理学の質量保存の法則のように、商品の絶対価値は不変だとすると
この+20の価値がどこに由来するのか、疑問である。
Sさんが顧客の感情を動かしたことで起こさせた錯覚なんじゃないかな、と思う。
だったら、優秀なセールスマンから物を買うと、顧客としては損だ、ということになる。
似たような話がモチベーションについても言えると思う。
100の給料でいかに120の仕事をさせるかが上司の力量だ。
あるいは薄給の介護職員が離職せずによろこんで仕事をしてくれるなら、
顧客は惜しみなく「ありがとう」といえばいいのではないか。
「ありがとう」は0円だ。
「ありがとう」といえばいうほど、介護職員のモチベーションはあがる。
モチベーションが上がる=100の給料で120の仕事をする
ということだ。
結果、有料老人ホームの料金が下がる。
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