久しぶりに面白い知的なエッセイ読んだな。
元女子アナでタレントの小島慶子さんのエッセイ。夫が４７歳で突然退職。
アーリーリタイヤして無職となりました。 妻の慶子さんが大黒柱となり家計を一人で支えなければならなくなりました。
最初は「夫が無職なんてありえない」と大混乱。しかし、その現実を苦闘しながら受け入れていきます。
夫が家にいるので中学受験ができるということに気づきます。
それで生涯にかかる学費、塾代などを全部計算したんですって。
そしたら、そのお金で海外移住が可能だとわかったそうです。
で、慶子さんの生まれ故郷のオーストラリア・パースに移住して子供を公立の学校に通わせます。
その子育ての様子が生き生きと描かれています。
人生を生きる上で大事な教訓がいっぱいあり、共感することが多かったです。
小島さんの本をもっと読んでみたくなりました。
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