MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

iDoCoはこれ以上拠出しても退職所得控除を超えてしまう

私は53歳でリタイアしたので、退職金控除は1,570万円です。国民年金全額免除なので、iDeCoに拠出はしておらず、運用指図だけしています。拠出を行うためには国民年金に加入する必要がありますが、そこまでしてiDeCoに拠出する気がしません。理由は以下の通りです。

・退職金控除をフルに受けるには、72歳以降に受け取る必要がある。13年後

・現在のiDeCoの残高が692万円である

・13年8%で運用したら、1908万円になり、退職金控除額を上回る。

上記の理由から、これ以上iDoCoを増やしても、あまり節税メリットは大きくないことがわかります。

また国民年金に拠出するより、米国株で自分で運用した方が得だと以前計算しています。

よって、これ以上iDeCoに拠出しても得がないような気がしています。

 

もう少し正確に計算してみます。退職所得にかかる所得税率は以下のページで確認できます。住民税は10%。

退職金の計算方法は?退職金にかかる税金をケース別に詳しく解説 | HAPPY Retirement | 三井住友信託銀行株式会社

12年後の残高が1908万円で退職と所得控除が1570万円なら338万円がはみでます。その半額が課税対象所得なので、169万円ですね。

ならば所得税5%と住民税10%がかかります。合計15%の税率がかかりますね。

控除を超えた部分の1/2が課税対象という点は得ですし税率も特定口座にかかるものよい低いのでお得だということになります。

 

課税対象所得が330万円を超えると、所得税率が20%になりますね。住民税10%、30%の税率になります。特定口座なら売却益に対して20.315%の税率ですす課税対象は控除超過分の1/2なおでiDeCoの方が得です。

 

現在の残高692万円を利回り11%で運用すると13年後には2720万円になりますので、退職所得控除が1570万円なので、超過が1250満万円。課税対象はその1/2なので、625万円です。その場合の税率は所得税が20%で住民税が10%の合計30%です。控除超過分の1/2に課税されることを考えると特定口座よりiDeCoの方が得になりますが、国民年金を払ってまで得するかは疑問です。過去のブログで国民年金を払うより米国株で運用する方が得だという計算が出ています。

尚課税対象退職所得が900万円を超えると、所得税率が33%となり住民税と合わせて43%になります。これだと特定口座の方が得になるので、ここまでしてiDeCoを積み立てるメリットはないですね。私の場合は評価額が3,370万円を超える前に解約できたらいいですね。今から75歳になるまで11%で運用すると3,724万円になるのでそれ以前に解約する必要がありますね。

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