MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

ホルムズ海峡で日本関係の船舶が攻撃された事件 

 プロジェクトマネジメントの勉強をすると、コンティンジェンシー予備とマネジメント予備という概念がでてきます。あるプロジェクトの見積もりをする場合、なにも事件が起こらなかった場合の見積もりを作り、それにこれらの予備費を加えます。

 コンティンジェンシー予備とは、起こりうる可能性があるリスクが現実になった場合に余分にかかる費用を予備費として確保しておくこと。投資の世界だと米中貿易戦争が長引くとかFRBが利下げするとか、100%かどうかわからないけど、起こりうることに対する備えです。株価には織り込まれるものです。

 一方マネジメント予備とは、想像を絶するような事件が起こって費用が余分にかかる場合を想定して確保する予備費です。なにが起こるかはわかりませんが、必ずと言ってよいほと想定外の事が発生するのがプロジェクトというものです。だから何が起こるかわかりませんが、全費用の10%という具合に予備費を確保します。投資の世界だとサプライズに当たります。

 今回ホルムズ海峡で日本関係の船舶が攻撃された事件はまったく想定不可能だったので、対応費用はマネジメント予備費から出すことになります。

 投資の世界でも、全く想定外の下方リスクが発生することがあるので、相場が順調だと思っていても、買い付け余力を残しておくのが良いです。

 

 

 

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