結婚はコスパが悪いなどという意見もありますが私はそうは思いません。結婚できる可能性があるなら、結婚することをお勧めします。子供はかえがたい宝になるでしょう。子供が望めない場合でも結婚はやはりお勧めです。新婚のころの幸福感は２千万円の価値があるとの研究もあります。
また、大人の価値観を身に着けるために有益だとも思います。
子どもの頃差別はいけないと習います。人種や性別など、本人の努力ではどうにもならないもので人を差別することは品性のないことで、人はその人の姿勢や努力や能力によって評価させるべきだと習うのです。遺伝や生まれた家など自分のコントロールできなことではなく、自分のコントロールできることに集中して努力することが素晴らしい生き方だと学びます。でも結婚はそうではありません。容姿やスタイルを重視する自分に愕然とすることでしょう。そういう自分に気づくことで、社会の規範として差別がいけないということと、努力が重要だということ、そして個人の心情として遺伝で人を選んでしまうことの両方があるのだなと学びます。
結婚するときは「健やかなるときも病める時も死が二人をわかつまで」と約束をします。子供の頃はその約束は神聖なものだと思っています。でも実際には、旦那の経営する会社が倒産して破産したりしたらともに苦労してくれる嫁は稀で去っていく妻も多いです。旦那が最も苦しいときに見捨てるような妻ってひどくないですか？でも経済的メリットのない結婚などは女性にとってありえないのです。結婚式の時の誓いは上辺だけのものなのです。
結婚ということを通じてこういった人間の価値観の醜さを学ぶことができます。
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