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人生の最大の目標は、収入や資産を増やすことではない。大切なのは、経験とそららがもたらす永続的な思い出によって、人生を充実させることだ。p129
思い出に着目しているのは良いと思います。私は１０代～４０代の間に趣味のチェロを通じて沢山の思い出と仲間を作ってきました。時間とお金を投資しましたが、いまはその沢山の思い出を思い出して幸福な気持ちになれるので投資は成功だったと思います。また２０代の頃英会話スクールに投資して２０代後半で海外駐在員の機会を得ることができました。駐在先はシアトルのマイクロソフト本社です。マイクロソフト本社で働いた経験はよい思い出になっています。また職場のマイクロソフトオーケストラにも入団して余暇を楽しみました。同時に地域のオーケストラにも入って大好きなパガニーニの主題による狂詩曲を演奏する機会に恵まれました。若い頃に思う存分音楽を楽しんでいて良かったなと思いますし、仕事上の重要な機会をとらえるために自己研鑽に励んでいたのもよかったなと思います。
本書では４５歳～６０歳の間に資産の取り崩しを始めるように推奨しています。私もたぶん資産取り崩しを開始してもよい年齢なんだと思います。投資からの収入が８００万円ほどあるので、それ以上に支出しなければなりません。月に６７万も支出するのは大変なことです。いっそ親に仕送りでもするのが良いのかもしれません。
この本は良書だと思います。私のように億万長者になってリタイアした者はさらに資産を増やそうと考えがちです。そこで立ち止まって考えて、使うことを意識することは大事になことだと思います。年収は８００万までは幸福度が上がるがそれを超えると幸福度は頭打ちになると言われています。ならば、投資から得られる不労所得は８００万円を目標として、それ以上お金が貯まらないように大いにい支出すると良いのだと思います。将来の老人ホームのお金を貯めるのも重要なことだと思っています。でも５億ためるためにケチケチ生活をするのでは非効率だと思います。資産は２億ぐらいで良いので、浪費はしないがケチケチせず気前の良い生活を送るのが良いと思います。
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