MBAのインデックス投資日記

2014年8月からインデックス投資を始めました。出世しそこねたMBAです。バリュー平均法で2018年3月にアーリーリタイアしました。

バリュー平均法と税金

 バリュー平均法は売却時に税金がかかるので買い持ちの方が得じぇね?という疑問を検証してみます。

  1. 初期条件として150万の株式投信があったとします。元本は100で含み益50とします。割り合いにして50%の含み益です。
  2. 好調の時に売却して10の税金を払ったとします。残る現金は140.
  3. 暴落時に株を買い付けます。
  4. 株が戻ったとき、買い持ちなら資産は変わらず、バリュー平均法なら6得をしてます。
    初期条件 好調 10%暴落 11%上昇
買い持ち 150 150 135 150
バリュー平均法 150 0 140 156
  現金 0 140 0 0
    元本100、含み益50  

 

 このケースでは買い持ちよりバリュー平均法の方が得だとわかります。しかしこれが元本75、含み益75だと、以下の様になり買い持ちと変わらない結果になります。

    初期条件 好調 10%暴落 11%上昇
買い持ち 150 150 135 150
バリュー平均法 150 0 135 150
  現金 0 135 0 0

 もし「直近高値からX%の下落で買い出動するバリュー平均法」を実践していたら、払う税金がX%以上だと損になります。

 なので、バリュー平均法で売却する場合には税金のかからないiDeCo口座でやるのがベストです。特定口座でやるときには節税のため含み益50%未満の資産を売却するのが良いです。

 ちなみに岡本和久さんの本にはiDeCoで売買することを提案されています。

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